
出張先の温泉旅館で、二人きりの夜が始まった
自分で言うのも照れくさいが、俺はこれまで真っ当に生きてきたつもりだった。正社員として真面目に働き、後輩を指導する立場になり、二年前に結婚して家庭も円満。そろそろ子供を考えようかという時期だ。人を裏切るような真似は絶対にしないと心に決めていた。なのに今日、急な出張で部下と相部屋になってしまった。妻にはちゃんと報告してある。何事もなく終わるはずだった。だが、目の前で微笑む河北彩花の、あのつぶらな瞳を見ていると、心の奥で何かがざわついた。真面目を演じ続けてきた自分への、小さな不満や劣等感が、ふと顔を出した気がしたのだ。

浴衣姿の彼女は、缶ビールを手にしながら俺の話に嬉しそうに頷く。仕事の話をしても、プライベートな話題を振っても、いつも素直に、優しく応えてくれる後輩だった。でもこの夜は違った。温泉旅館の部屋で、二人きり。湯気の匂いと、ほのかに香る彼女のシャンプーの匂いが混じり合う。河北彩花が「先輩、今日はゆっくり飲めますね」と微笑んだ瞬間、俺の中の何かが音を立てて崩れた気がした。彼女の笑顔は、ただの後輩のそれではなく、男を誘うような甘い色を帯びていた。
浴衣の隙間から覗く、ピンクのレース
風呂から上がった彼女が、部屋の襖を少し開けた。俺がふと目をやると、浴衣をはだけさせ、薄いピンクのレースのブラを見せつけるようにしている。河北彩花の指がゆっくりと布を寄せ、胸の谷間を強調する。目はどこか潤んでいて、唇はわずかに開いている。「先輩……見てるんですか?」と小さな声で聞く彼女に、俺は言葉を失った。いけない。これは絶対にいけない。でも足が動かない。彼女は襖の向こうから、静かに、でも確かに俺を誘っていた。真面目に生きてきた俺の中で、抑えきれない欲が膨れ上がっていく。

そのまま部屋に招き入れた瞬間から、空気が変わった。河北彩花は俺の胸に顔を寄せ、ゆっくりと唇を這わせる。最初は軽いキスだったはずが、すぐに深く、熱く絡み合う。彼女の舌が俺の口の中を探り、甘い吐息が耳元に落ちる。浴衣を脱ぎ捨てると、華奢な体が露わになった。ピンクのレースの下着が、白い肌に映えてたまらない。俺の手が彼女の腰に回り、彼女の手が俺の背中を撫でる。キスが止まらない。何度も、何度も唇を重ね、舌を絡ませ、息が上がるまで求め合う。彼女の甘い声が部屋に響くたび、俺は自分を見失っていく。
濡れた肌と、止まらない騎乗位
温泉に浸かりながら、彼女は俺の上に跨がった。湯気の中で、濡れ光る体が上下に動く。河北彩花の表情は恍惚としていて、目を細め、唇を噛みしめながら腰をくねらせる。俺のものを奥まで咥え込み、ゆっくりと、でも確実に奥を刺激してくる。水しぶきが飛び散り、彼女の吐息が熱い。「先輩……気持ちいい……もっと、深く……」と掠れた声で囁かれ、俺は彼女の細い腰を掴んで応えた。騎乗位のリズムは徐々に速くなり、彼女の胸が上下に揺れる。温泉の温かさと、肌の密着が、快楽を何倍にも増幅させる。彼女の中は熱く、締め付けが強く、俺を離さない。

部屋に戻っても、勢いは止まらなかった。四つん這いになった彼女が、俺の耳や首筋に熱い舌を這わせる。ピンクのレースのパンツだけを残した姿で、背中を反らし、腰をくねらせながらキスを続ける。俺の指が彼女の秘部に触れると、すでにびしょびしょに濡れていた。彼女は自ら腰を押し付け、俺の指を奥まで飲み込むように動く。そして再び跨がり、今度はより激しく腰を振り始めた。河北彩花の長い髪が乱れ、甘い声が何度も漏れる。「先輩の……好き……んっ、だめ、イキそう……」と喘ぎながら、彼女は自ら快楽を貪る。俺も限界が近づいていた。彼女の中で脈打つ感覚を感じながら、最後は深く突き上げ、熱いものを解き放った。

夜が更けても、二人の体は離れなかった。相部屋という特別な空間が、禁忌の快楽を増幅させる。河北彩花は満足げに俺の胸に顔を埋め、時折キスを求めてくる。彼女の体温と、甘い匂いが、俺の理性を完全に溶かしてしまった。明日になれば、また普通の先輩と後輩に戻るのだろう。でもこの夜だけは、俺は彼女のものだった。真面目に生きてきた自分が、こんなに簡単に崩れるとは思わなかった。でも後悔はしていない。彼女の瞳に映る、俺への純粋な欲望を、拒むことなどできなかったのだ。温泉旅館の夜は、静かに、でも熱く、終わっていった。





















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